ヘーベルハウスにしなかった理由
ここで、ヘーベルハウスで話を聞いていくことに決めました。
土地取得から始めないといけない私達は、こういう土地でこういう間取りでいくらの家が建ちますと話を進めていくものだと思っていました。
でもヘーベルはいきなり土地の話をしません。まず、住宅ローンの話、そして現場見学会に来てくれとゴリ押しです。
今思うと、まずはヘーベルのファンになってもらって、ヘーベルで建てることをある程度絞らせたかったのかなぁと。
こうして、一向に土地の話が出ないまま、間取りの話もないまま、ヘーベルの外壁、構造、住宅ローン、土地取得の考え方の話を一方的に聞く形になりました。
ヘーベルの営業マンとは仕事終わり10時過ぎまで、週2回会っていました。
とにかく、次回までのスパンが短すぎ、時間がないと言っているのに、仕事終わりでいいからと。
ここまで来て、私達夫婦は疲れ、見学会はキャンセルしていました。
そしてヘーベルハウスで決めなかった決定打は、予算でした。
営業マンには予算はこれくらいと伝えましたが、概算での見積りは完全に予算オーバー。上物だけで30坪で3000万から3300万とのことでした。(外構工事諸々見込んで、太陽光、床暖房を入れると3300万、あとは必要最低限という感じです)
もちろん間取りの話は一切してません。
住宅ローンの話では、今は低金利だから借りられるだけ借りた方が良いとの話をしてきました。←この人大丈夫か?(内心)
大丈夫です、借りられますと予算の相談に応じてもくれない人のもとでは建てたくありません。そもそも予算オーバーなので建てられません。
こうしてヘーベルハウスとはさよならしました。
積水ハウス、ヘーベルハウスについて
ポラスの抽選会に参加する前に、試しに展示場でも行って、他のハウスメーカーの話を聞いてみようと思いました。
積水ハウスは営業の方の第一印象が良くなく、たいして話を聞いていません。ただ、展示場は高級感があり、今まで行った建売とは比べようがないくらい重厚感がありました。
次に行ったのはヘーベルハウスでした。ヘーベルハウスの展示場も目玉が飛び出るほど、それはそれは素敵でした。
インナーバルコニーや書斎を見たら、鳥肌が立つほど。
そして!何より度肝を抜かれたのは構造の話です。災害に強い家を謳っているだけあり、構造の話を力説です。耐火性や対白蟻に強いヘーベルボードの話、鬼怒川の決壊でご家族の命を救った有名な家はヘーベルハウスでした。
ヘーベルハウスに立ち寄り、気づきました。
私達、内装しか見てなかったなと。
家を建てる上で大事なことが抜けていました。建売の内装、展示場の内装、家を建てることを決める上では少しの決定打にはなるかもしれません。
でも、地震が起きたら、水害が起きたら、火事がおきたら、家はどうなるんだろう、私達の命はどうなるんだろう。
この考えが抜けていたことに愕然としたものです。
ポラスの建売も見た家は耐震等級3相当でしたし、災害に弱い家ではないと思います。ただ、建売がゆえ、営業からの話はすべて内装の話だけに終始してました。
そこで、ポラスはやめようという結論にいたりました。
建売の魅力
一年前に急に思い立ち、ポラスの建売を見に行ったことがあります。
一目見てあぁ、ポラス素敵!と思ったものです。おしゃれな内装、電動シャッター、扉はソフトクローズ、ウッドデッキ、照明、家事動線も考えられており、住むならこんな家がいいなと一気にイメージが膨らみました。
去年の12月には真剣に抽選会参加を考えていました。
しかし。。。抽選会、断りました。
ポラスの営業の方から鬼のような電話がありました。
たぶんわたし達は有力な顧客だったでしょう。
ヘーベルハウスの展示場に立ち寄るまでは。。。
2017年3月住友林業で建てることを決めるまで、いろんな話を聞き、考えも変わり、いま自分達がこれが最良だと判断した過程を次から書いていきます。