木造と軽量鉄骨どっちがいいの?

木造と軽量鉄骨どちらがいいか?

これはいろんな考え方があって、どちらも一長一短だと思います。

現代の住宅は進化しているし、より地震に強い家、火災に強い家の追及は進んでいくでしょう。ただ、昨年の熊本地震の時のように、比較的築浅の住宅が倒壊した事例もあります。これは震度7クラスの地震が複数回来たときの想定があまく、業界ではかなり激震が走ったようです。

私は当初軽量鉄骨の家を考えていました。でも、軽量鉄骨と木造の違いはそんなにないのではないかと思います。

予算があったら、重量鉄骨造で建てたい。建築費用、メンテナンス費用、間取りの変更がしづらい、やっぱり一長一短です。

軽量鉄骨はサビでボルトが緩む可能性、リフォームしづらい(メーカーが限られる)火災が起きた時、ある一定の温度に到達した時に、一気にもろくなる。

木造も、木の伸縮性によるボルトの緩み、白蟻の問題があります。火災については軽量鉄骨よりゆっくり燃えます。


木造でSE構法というのがあります。木造版ラーメン構造です。

一棟一棟構造計算をする点、スケルトンインフィルという主要な柱を触らなければ、間取りの変更が可能な点、大空間の間取りが可能な点で、SE構法がいいのではないかと思いいたりました。